今年の地域別最低賃金アップ額が決定!

杉山 晃浩

前回の記事でも宮崎県の最低賃金について取り上げましたが、平成29年10月からの地域別最低賃金時間額が出揃いました。 引き上げ額は都道府県により22円~26円と幅はありますが、加重平均で1時間当たり25円アップとなっています。 仮に現在最低賃金の従業員の給料が時間当たり25円上がるとどうなるのかシミュレーションしてみます。

8時間×5日×52週×25円=52000円

従業員数が30名の会社ですと、

52000円×30人=1560000円

の支払い給与額のアップとなります。 さらに、社会保険料や残業代単価なども上がるので、給与額の上乗せ率を20%と仮定すると、

1560000円×120%=1872000円

となります。 年間に約200万円のキャッシュが人件費として消えることになります。 このような場合、従来通りの経営では、利益が減ってしまう。最悪の場合は赤字になってしまう。赤字になれば、金融機関が融資を渋ってくることも考えられる。

 このようなシナリオに陥らないためには、早めに手を打つ必要があります。  何をすればよいのか?  「労働生産性のアップ」 です。

『でも、どのように労働生産性をアップさせればよいのかわからない。』といった声が聞こえてきそうです。 そのような時は、さまざまなノウハウ、ツールを持っている専門家に相談すべきですね。 Office SUGIYAMA グループでは、多くの企業とアライアンスを組み、多種多様なサービスをご紹介しています。気軽にお問い合わせしてくださいね。 平成29年10月からの地域別最低賃金時間額は コチラ をご覧下さい。

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