北九州市戸畑の照寿司にみる働き方改革とは
杉山 晃浩
縁あって、北九州市戸畑にある照寿司さんで会食の機会をいただきました。
照寿司さんといえば、日本全国のみならず、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中からお客さまが訪れるお店です。ニューヨークでの出店、ニューヨークタイムズの全面広告に起用されるなど、その活躍は世界的です。
ホリエモンさんとのコラボがその動きに拍車をかけ、既に世界中に支店を出す準備が整っています。
ブランディングがしっかりできているので、照寿司で働きたいと料理人も集まってきています。外国人のお弟子さん、フレンチから寿司屋に転職したお弟子など、照寿司さんらしいダイバースシィー(世の中的にはダイバーシティー)が見事に築きあげられています。
一流大学の関西学院大学を卒業し、新卒で照寿司に入社した若者ともお話しできました。目指すところは、照寿司オーナーの渡邉貴義さんと一緒です。世界です。
今でこそ、世界一有名な寿司屋ですが、10年前までは1カ月の売上はたったの20万円だったそうです。
Facebookやミシュランの影響力もありますが、これまでの渡邉社長の考え方、行動力の結果として、2015年には300万円まで売上が上がっています。
渡邉社長は、チャンスがあれば全てYESで応えてこられました。決してNOは言いません。この姿勢が、ニューヨークへの出店やホリエモンさんとのコラボに繋がり、さらにお店が成長されています。
これまでに自己投資を続け、世界に挑戦し、成果を出し続けることで、売上も利益率も大きく向上しています。そして、所定労働時間8時間、週休2日制を実現しています。これって、政府が進めている働き方改革を寿司屋が実現しているということです。
このところ寿司屋の大将から職人の長時間労働削減について、良い方法はないかと聞かれることが増えてきました。寿司業界でも働き方改革への意識はあるものの、職人としての技術の向上と制限された労働時間のジレンマにヤキモキしているのが手に取るようにわかります。
「働き方改革」は経営者がどのように取り組むのかで、その結果は変わってきます。
スタッフは経営者の背中を見て育ちます。
私は食事の後に、会社を成長させるヒントがいっぱい詰まった本を手に入れる機会に恵まれました。渡邉社長のサイン入りです。目の前で書いてくれました。
サイン本などは、著者が目の前にいなければ私の名前まで書いてもらうことはできません。まさに私はチャンスをものにしたのです。
何か課題があり、悶々としている経営者の方には、「自己流は武器だ。」を読まれることをお勧めします。
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