2025年7月2日 / 最終更新日 : 2025年6月28日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 賞与と社会保険料の知られざる歴史──かつて“節税の王道”だった時代と、企業に忍び寄る制度改変の波 第1期|賞与=企業の味方だった時代(戦前〜昭和中期) かつて、賞与は「人材へのご褒美」であると同時に、企業にとって極めて効率の良い支給手段だった。昭和30年代までの日本では、賞与に社会保険料がかからないのが一般的だった。…続きを読む
2025年7月1日 / 最終更新日 : 2025年7月1日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 採用支援を副業にしたい。でも自分で動くのはムリ… そんな人事担当者にこそ伝えたい「もう1つの関わり方」 第1章|「副業、やってみたい…でも現実は厳しい」 「今の収入じゃ将来が不安…」「できれば副業を始めたい」と思いながら、なかなか一歩を踏み出せない人事担当者の方、多いのではないでしょうか? 実は、採用や人事の知見は、企業が…続きを読む
2025年7月1日 / 最終更新日 : 2025年6月28日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 明治の財閥はなぜ賞与を出したのか?──“優秀な人材”を逃さない経営戦略とは 第1章|「賞与は慣習ではない」──経営者が気づくべき本質 「賞与は払うものだと思っていたけれど、なぜなんだろう?」 ある中小企業の経営者がふと漏らした一言。給与は毎月払うものとして当然だが、賞与は義務ではない。なのに多く…続きを読む
2025年6月30日 / 最終更新日 : 2025年6月30日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 社労士が警告!企業型DCを使った“社保料対策”が生む3つの落とし穴 第1章|算定基礎届シーズンに増える「甘い誘い」 7月10日といえば、社会保険の「算定基礎届」の提出期限です。 4月〜6月に支払った報酬額をもとに、その後1年間の社会保険料が決まる、いわば“保険料の基準づくり”となる大事な…続きを読む
2025年6月30日 / 最終更新日 : 2025年6月28日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 「なぜ今もボーナスを払うのか?」江戸時代から続く“賞与”の本質に迫る 第1章|その一通のメールからすべてが始まった 「今年の賞与、どうしますか?」 6月某日、経理担当からのメールに目を通した社長のAさん。毎年の恒例行事のように夏のボーナス支給時期が近づく中、ふとこんなことを思った。 「そも…続きを読む
2025年6月29日 / 最終更新日 : 2025年6月10日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 会社の定款、古くないですか? 事業目的と実態のズレが招くトラブルとは 第1章:はじめに ― 定款は“会社の履歴書”です 「会社の定款なんて、設立時に作って以来一度も見ていない…」 そうおっしゃる経営者の方は意外に多くいらっしゃいます。 でも、それは例えるなら「10年前の履歴書で、今の自分を…続きを読む
2025年6月28日 / 最終更新日 : 2025年6月5日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 退職金2,000万円でも税金ゼロ!? 退職所得控除を味方にする方法 第1章:そもそも「退職所得控除」って何? 定年退職や転職、会社都合での退職時に支払われる「退職金」。 長年の労働の集大成とも言えるこのまとまったお金には、実は特別な“税制優遇”が用意されています。 それが「退職所得控除」…続きを読む
2025年6月27日 / 最終更新日 : 2025年6月4日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 行政書士法が変わった!補助金申請代行は「誰がやっていい」のか? 第1章:その補助金申請、誰がやってますか? 「知り合いの診断士さんに補助金の申請を全部やってもらったよ」 そんな声を経営者から聞くことがあります。事業計画書の作成から申請フォームの入力、最終提出まで、ワンストップでやって…続きを読む
2025年6月26日 / 最終更新日 : 2025年6月28日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 今期補助金を使う予定がないのなら、有効活用にチャレンジすれば未来が広がる! 経営をしていると、さまざまな「制度」の案内が届きます。 中でも有名なのが「補助金」や「助成金」です。 その中に、IT導入補助金という制度があります。すでに耳にしたことがある方も多いでしょう。 「IT導入補助金って、ウチで…続きを読む
2025年6月25日 / 最終更新日 : 2025年6月25日 杉山 晃浩 社労士事務所経営者杉山からの提言 その食事手当、大丈夫? 社員想いが“リスク”に変わる前に知っておきたい制度の話 第1章:社員想いのつもりが、思わぬ落とし穴に… 「物価が上がって、昼ごはん代もバカにならんらしいな」 最近、社員のそんなつぶやきが気になった田中社長。地元で20名ほどの従業員を抱える製造業の会社を経営しています。 「頑張…続きを読む