会社の未来は?未来ビジョンを言葉にするためにヒント!

杉山 晃浩

あなたの会社にはどのような未来が待っていますか?

社労士や経営サポートの仕事をしていると、自社の将来像が描けていない経営者が多いことに気が付きます。
自社の未来が見えていないと、経営者も社員もどこに向かえばよいのかわからなくなり、結局現状のまま日々が過ぎていってしまいます。こんな中小企業は、とても多いのではないでしょうか?
このような状況に陥る理由はいくつも考えられます。社長が今の仕事が好きではない、現状が順調すぎて何も考える必要がない、先代の教えや両親の考え方の影響が強くて新しいことに手を付けられない、などなど、さまざま理由で経営に対する願望が明確ではない経営者が生まれてくるのではないかと推測します。

さて、こんな場合どうしたらよいでしょうか?

ズバリ、会社の未来を明確化してみましょう。そのためのアプローチを考えてみました。

経営者自身が考えを整理し、ビジョンを言葉にできるように、以下の切り口で自問自答してみましょう。

過去を振り返る質問
☑「今まで会社で一番誇らしいと思った瞬間は何だったのか?」
☑「先代や創業者から受け継いだ大切な価値観は何があるのか?」
現在を見つめる質問
「今、会社一番の強みと弱みは何があるのか?」
「現場や社員がどのように働いているかを見たとき、満足感を感じているのか?」
未来を想像する質問
「もし今のやり方を続けたら、5年後はどのような状態になっていると考えるか?」
「理想の会社像を描くなら、どんな姿であって欲しいのか?」

いかがでしょうか?言葉が浮かんできますか?
これ以外にもさまざまな自問自答の方法がありますが、もっとも簡単な方法をご紹介しました。

なお、あくまでも自問自答ということは、正解ではないことも考えられます。正解でなければ、とんでもない未来に向かって経営の舵を切ってしまうことにもなりかねません。
だからこそ、オフィススギヤマのような伴走者(コンサルタント)が必要になるのです。

ちなみに、正解を得るための方法を少しお伝えします。
例えば、「今、会社一番の強みと弱みは何があるのか?」の正解を得るためには、SWOT分析が有効です。当然のことですが、どのようにして分析をしていくのかも重要な要素となります。
また、「現場や社員がどのように働いているかを見たとき、満足感を感じているのか?」の正解を得るためには、社員に直接聞いてしまうことが早道です。でも、本心を言ってくれるかな?忖度が働かないのかな?など様々な疑問も浮かんできます。こんなときにはモチベーションサーベイを活用すれば、かなり精度の高い現状が手に入ります。どれを丁寧に整理して、優先順位付けして対応を進めていきます。

ところでオフィススギヤマグループでは、未来志向の企業を応援しています。
全国で、地元の3つ星カンパニーという企画を始めています。どのサイトにおいても、未来志向の社長インタビューを載せることが共通ルールとなっています。
地元の3つ星カンパニー宮崎エリアをぜひご覧ください。社長タイムズの掲載記事を通じて、社員が応募してきたという実績もあります。未来を作るためには、社員を巻き込んで変化をしていくことが重要です。
せっかくの機会なので従業員を巻き込むためにはどの様にしたらよいのかをお伝えします。
業務改善手法特別講座をオフィススギヤマグループでは開催しています。ぜひご活用いただければ幸いです。

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