2024年5月分 人事労務クイズ~制服の代金~
問題 ∼ 制服の代金 ∼
制服の代金を労働者に負担させることは違法でしょうか?
答え
【A】 違法である
【B】 合法である
【C】 会社ごとの判断による
【C】 会社ごとの判断による
制服の代金を労働者に負担させることは、労働基準法では明確に規定されていません。
具体的にどちらが負担するかは、会社ごとの判断に委ねられています。
したがって、違法ではなく、会社が従業員に負担させることも可能です。
ただし、以下の点に注意してください。
就業規則への記載: 会社は就業規則に制服や備品の費用負担について記載する必要があります。従業員がどの費用を負担するかを明確に示すことが重要です。
労働条件通知書の明示: 雇用契約時に労働条件通知書を提供し、制服の費用負担について明示することが求められます。
合理性と公平性: 費用負担させる場合でも、合理的で公平な範囲内で行うべきです。高額な負担や合理性に欠ける場合は避けるべきです。
したがって、会社は適切なルールと明示を実施することで、従業員に制服の費用を負担させることができます。
トラブルを防ぐために、就業規則と労働条件通知書を適切に管理しましょう。