杉山 晃浩

2022年4月1日から、安全運転管理者を選任しなければならない事業所では、アルコール検査が義務化されます。

４月のアルコール検査は、目視などで行い、アルコール検査機は使わなくてもよいのですが、１０月になればアルコール検査機による検査が必要になります。

アルコール検査は、乗車前と乗車後に行い記録します。この記録は１年間の保存義務があります。

ところで、安全運転管理者を選任しなければならない事業所というのは、次の２つの事業所になります。

①自動車を５台以上保有している事業所

②乗車定員11名以上の自動車を１台以上保有している事業所

安全運転管理者の選任をしないと５万円の罰金となるので注意が必要ですよね。

自動二輪車は、0.5台カウントなので台数に加える必要があります。

オフィススギヤマグループでは、10年以上前に、行政書士法人杉山総合法務で安全運転管理者の届出サポートを行っていました。

当時は、安全運転管理者の届出対象事業所が案外と多かった印象があります。

例えば、損害保険のミニフリート契約の対象とするために５台保有とする。

従業員数の増加に伴い、いつの間にか５台を超えていた。

普段気を付けていないので、これからは気を付ける必要がありますね。

今回、「アルコール検査規程」のひな形を作りました。希望者にはプレゼントしますので、自社用にカスタマイズされたら良いですね。

「アルコール検査規程」プレゼントフォーム

4月1日に向けて、自社の現状確認と従業員への周知徹底をしておきましょう。