イクメン活動していますか?

杉山 晃浩

杉山事務所では、平成28年度より、男性スタッフに向けて男性育児休業に向けた啓発活動を行っています。 この活動は、自社のみにとらわれることなく、男性育児休業の有効性をクライアントの皆さまにも積極的にお伝えしています。 杉山事務所には、元々、家族参加型社内イベントを数多く開催する習慣があります。当然に、女性スタッフの子どもだけではなく、その配偶者も参加できるイベントになっています。 女性スタッフの配偶者がこのようなイベントに参加することで、家庭内のイクメン活動に寄与しています。 ところで、自社の採用活動のために、ウリになるものはありますか? 最近では、土曜日や日曜日に休めない飲食業などに従事している30歳前後の従業員が、土日休みの他業界に転職していくのを止めたいといった相談を受けることが増えてきました。退職を選択する人は、自分の好きな仕事をしている時間より、家族と一緒にいる時間が大切であると考えています。転職の結果、給与額が低くなってもかまわないと考えています。 まさに、ワークライフバランス重視の職業選択となっていますね。 一方では、退職者が続出する業界では、採用もままならないため、営業時間の短縮や閉店を余儀なくされている企業も出てきています。 このままでは、これらの業界自体に新たな労働力を呼び込むことが難しいのではないかと考えます。 『私たちの会社は、○○○して、ワークライフバランスに配慮していますよ。』と声高に宣言してみませんか。 それが、『イクメン企業宣言』です。杉山事務所は既に宣言しています。宣言することで、イクメンロゴが使えるようになります。 ロゴを明示することで、『私たちの会社はイクメン推奨企業ですよ。ぜひ、安心して、ご応募ください。』と応募者に対してアピールできます。 『なかなか採用ができない。』『離職者が多い。』と嘆く前に、自社でできることに何があるのか再度考えてみてはいかがでしょうか。

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