新卒採用がコロナ前に戻りつつある

杉山 晃浩

リクルートから、第38回 ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒)の結果が出てきました。

300人未満規模中小企業の大卒求人倍率は、2019年3月卒の9.91倍からコロナの影響を受けて2021年3月卒は3.40倍まで低下していました。

ところがコロナに慣れてきた2022年3月卒では5.28倍と大学生の大企業志向への回帰が鮮明になってきています。

大企業は中小企業に比べ企業体力があるので、コロナ禍を乗り切る可能性が高いことは誰にでもわかります。

中小企業としては、この状況を黙って受け入れるわけにはいきません。

コロナ禍で業績が好調な中小企業やコロナ禍でも雇用調整をしていない中小企業では、コロナの影響を受けていないことを大学生にアピールすることで応募者の獲得につながります。

中小企業だからこそ体験できること、働きがいなどをアピールしてみてはいかがでしょう。

なお、WEB面談などの環境を整えておくことは、コロナ禍における当然のインフラです。

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