次世代基幹システムの戦略会議に参加しました

杉山 晃浩

弊所で使用している社会保険労務士用基幹システムの次世代システム開発会議に、弊所スタッフと参加しました。東京の会場には、全国を代表する10の社会保険労務士事務所の代表や事務スタッフが集まりました。

会議風景

会議風景

既存システムのうち、入退職者などの情報連絡や給与計算業務システムに関しては、お客様が直接システムに入り込んで利用できるようにしています。しかし、時代の変化に伴い、必要な情報量が増加し、既存システムでは作業の煩雑化や作業量の限界が訪れていました。そこで、ベンダーとしては、次世代システムの構築に至るわけです。 ところが、ユーザーと開発の間には、感覚のズレが生じている状態が一般的です。理由は、技術者が実現したいこととユーザーが欲していることに乖離があるからです。このような状態では、良いシステムには出来上がりません。今回は良いシステムをつくるために、全国から10事務所が集まり、喧々諤々ベンダーに対してユーザーとしての意見をぶつけました。 昨年秋の沖縄で開催された開発会議の際に課題とされた点もかなり改善されており、とても楽しみなものになりました。あとは、実際に勤怠管理を利用したときに、どれぐらい使い勝手が良くなっているのか、コールセンターの対応がタイムリーにできるのかなど、実際に走り出さなければ分かりません。でも、初めての大規模リニューアルに期待が先行しているのは間違いないですね。 幸いに弊所は、このような場に参加できるのでベンダーに声を届けることができています。そのため、お客様からの声をとても大事にしています。これからも、よりお客様が使いやすいシステムを提供できるように、試行錯誤を重ねていくことが大切ですね。

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