“感じがいい人”ほど危ない?──ソンディ効果で暴く採用ミスマッチの正体
杉山 晃浩
1章:なぜ「良さそうな人ほど」失敗するのか
飲食店、小売店、サービス業。
この3つには共通点があります。
それは アルバイトが主戦力だということです。
だから採用面接では、ついこう考えてしまう。
「明るいし、笑顔もいいし、この子でいいか」
「とりあえず、人手不足だから早く採らないと」
結果どうなるか。
3日で飛ぶ。
1週間後には音信不通。
シフトに穴。
社員が疲弊。
採用費が無駄になる。
…思い当たりますよね?
表面的な“感じの良さ”だけで採用してしまうと、
仕事の厳しさに耐えられず、すぐ辞めてしまう確率は跳ね上がります。
「良い人」と「活躍する人」は別物。
ここを見誤ると、永遠に採用地獄です。
2章:ソンディ効果とは?無意識が選んでいる“間違いの相手”
人は無意識のうちに
「自分の心理的な影(好ましい過去の記憶や欠けた部分)」
に似た人を選んでしまうといわれています。
これが ソンディ効果。
経営者や店長も例外ではありません。
例えば…
・自分が体育会系→元気な子に惹かれる
・自分が控えめ→明るい子に救われたくなる
・自分が尖ってる→素直そうな子に安心する
これ全部、無意識の偏りです。
合うか合わないかを考える前に
「好き」を優先してしまう。
だから、失敗する。
印象採用ほど危険なものはありません。
3章:事例で理解する“やらかす採用”
ここからは実際に多いケースを。
事例① 飲食店
・笑顔が最高
→忙しくなるとすぐ泣く
→常連からクレーム
→1か月で退職
→現場ブチ切れ
事例② 小売・アパレル
・服が好きで面接もキラキラ
→レジ・商品管理が致命的に遅い
→社員の負担が増える
→結局、戦力化できず…
事例③ コンビニ
・礼儀正しく丁寧
→丁寧すぎて深夜帯が回らない
→深夜帯の社員が離職
“いい子”なのにお店を壊すことがあるのです。
悪いのは、その子ではありません。
選ぶ基準がズレていただけなのです。
4章:ミスマッチを防ぐのは「自社の解像度」
採用成功は 相手の良さではなく
自社の強み・弱みへの理解から生まれます。
例えば飲食店なら
・ピークタイムが過酷
・声出し文化が強い
・最低限の機動力が必要
例えば小売なら
・計数管理の理解
・品出しの体力
・クレーム対応耐性
これらを整理して
「うちで成功する条件」
を言語化しないと、採用はギャンブルです。
5章:適性診断は「自社軸」があってこそ活きる
多くの会社は
正社員には適性検査をするけど
アルバイトはしていません。
理由は?
「お金がかかるから」
しかし現実は…
採用数圧倒的に多いのは
正社員100名<アルバイト1000名
です。
だからこそ
アルバイトのミスマッチのほうが企業ダメージがデカい
ここで登場するのが
\ わかるもん /
です。
6章:わかるもん活用ステップ
年間10万円で3種類の適性検査が受け放題!
つまり…
検査費を気にせず
面接したら全員受けていい。
どんどんデータが溜まる。
分析が進む。
ミスマッチの型が見えてくる。
■導入ステップ
①自社の業務・文化を棚卸し
②活躍しているアルバイトの特徴を抽出
③採用基準を設定
④応募者全員を適性診断
⑤配属・育成にも転用
結果…
合わない人は最初から弾ける
合う人は離職しない
社員の笑顔が戻る
→ 生産性UP
→ 採用コストDOWN
→ 現場が幸せ
良いことしか起きない。
7章:採用成功の秘訣は「無意識」を味方にすること
採用は勘ではなく、仕組みです。
ソンディ効果(無意識バイアス)を理解することで
✔「感じがいい」では採らない
✔「合うかどうか」で採る
✔「辞めない人材」が増える
✔「疲れない現場」へ変わる
採用は 会社の未来への投資です。
8章:覚悟ある経営者へ
無料相談ではありません。
「変えたい、変わりたい」
そう思う経営者限定です。
採用基準づくりから、
わかるもん導入支援+定着フォローまで
フルで伴走します。
▼まずは「採用の振り返り」から始めましょう
(今年の採用は本当に正しかったですか?)
\ 行動する経営者だけ、未来に残る /
オフィススギヤマは、
その覚悟に全力で寄り添います。