2022年2月分 人事労務クイズ~第7回~

問題  ∼ 年次有給休暇について ∼

年次有給休暇は、働く人の心身のリフレッシュを図ることを目的として、従業員が請求する時季に与えることとされています。
さて、年次有給休暇を取得できる人の要件として、間違っているのは次のどれでしょうか?

答え

【A】 正社員であること(パート・契約社員・アルバイトは除く)

【B】 入社して6ケ月以上経過していること

【C】 一定の期間、決められた出勤日の8割以上出勤していること

【A】 正社員であること(パート・契約社員・アルバイトは除く)

正規・非正規を問わず、要件を満たせば、年次有給休暇の権利は発生します!!

これまでは、年次有給休暇を取得するかどうかは本人次第でしたが、2019年から、有給休暇の取得が義務化されました。
一定の要件を満たせばパート・契約社員・アルバイトにも適用される制度なので、確認しておきましょう!

まず、パート・アルバイトなど働く日数が少ない人の年次有給休暇は、所定労働日数に応じて付与されます。(↓下図)

また働き方改革に伴う法改正により、年次有給休暇を付与した日(基準日)から1年以内に5日、年次有給休暇を取得させなければならなくなりました。
パートタイム労働者など、所定労働日数が少ない方については、1年間に付与される日数が10日以上の方が対象であり、付与日数が9日以下の方は対象外です。(↓下図:太枠で囲った部分に該当する方が年5日の年次有給休暇の取得の対象者です。)

また、労働者ごとに年次有給休暇管理簿を作成し、3年間保存しなければならなくなりました。誰が・いつ取得したか等適切な有休管理をおこなうために、従業員の多い会社はシステムの導入が必要となるかもしれないですね。

有給休暇については、相談が多い事項になりますので、次月もとりあげたいと思います。

詳細は、こちらをご覧ください。
年5日の年次有給休暇の確実な取得