スキルを極めるのか?それともキャリアを変えるのか?

杉山 晃浩

友人の計らいですきやばし次郎さんにお邪魔する機会を得ることができました。

小野次郎さんは、今年97歳になられましたが、いまだに現役として寿司を握り続けています。しかも、寿司業界に入ったのが7歳というから驚きです。これまで積み上げてきたキャリアがあるからこそ、素晴らしいお寿司を握ることができるのですね。

カウンター越しに握っているところを見ていましたが、姿勢が良いです。衰えなど微塵も感じさせません。自信に満ちた迫力に圧倒されます。

ところで、先日イーロンマスクが、長時間労働かキャリアチェンジかの選択を従業員に突きつけました。

この発言で、8時間労働で果たして経営的観点が育めるのか?仕事に確信を起こせるのか?このままの日本では、世界に置いてけぼりになってしまうのではないか?などの疑問がどんどん湧いてきました。

生産性が低くなりがちな在宅ワークを好む従業員、省力化などを考えず忙しく見える作業をし続ける従業員、義務を果たさずに権利だけを主張して会社を訴える従業員など、今のままの日本で良いのかと考えさせられます。

嫌な仕事、苦手な仕事なら潔くキャリアチェンジすればよいし、生産性が低いことを容認するのなら最低賃金制度など不要だと心底から訴えたい。

アベノミクスで掲げられた働き方改革は重要です。しかし、頭を切り替えて生産性改革と伝えたほうが良いのではないでしょうか。

苦手な仕事、嫌いな仕事は悪という考え方を払拭しないと、日本の未来は暗いと考える。

お問い合わせフォーム

労務相談、助成金相談などお気軽にご相談ください。