2023年兎年は紙管理の終焉の年

杉山 晃浩

コロナが猛威を振るって3年が経ちました。この期間をネガティブな時代と捉えずに、ポジティブな事実のみにフォーカスすると、ある景色が見えてきます。

人事労務分野におけるデジタル化の急速な発展です。

人事労務の仕事は、非生産的な仕事です。その割に、ミスをすると大ごとになるので手が抜けません。人の手が介在するポイント、回数が多いほど、ミスが発生する確率が高まります。いつまでも人の手に頼っている企業では生産性が全く上がらず、コストばかり発生し、利益が下がる状況にあります。

一方で、デジタル化が進んでいる企業は次のように変化することで、ミスの発生率がほぼゼロになりました。

出勤簿や紙のタイムカードは電子タイムカードに変わりました。

給与計算は、データの打ち込みがなくなりました。

給与明細は、従業員のメールに届くようになりました。

おかげで人事労務担当者がチェックや集計作業に割く時間が無くなりました。

新しく生まれた時間で、人事評価制度の構築や運用、採用力アップ、労働環境の整備、リスク管理、コンプライアンス強化など、前向きな業務が増えてきました。

これらは、リスク発生による損失により社外に利益が流れ出ることを防ぎます。労働環境が整備され、モチベーションや生産性が高まり、利益体質に変わります。

 

ただし、どのようなシステムをつかっても効果が出るわけではありません。

自社に合った環境を整えたうえで、システムを運用することがコツです。

仮に使えないシステムを導入しているのなら、それを捨てる勇気を持ってください。

そうすれば、時代を先取りした利益体質の企業が生まれるわけです。

 

時代に取り残された企業にならないためには、正しいデジタル化を進めてください。

 

分からないようでしたら、オフィススギヤマグループにご相談ください。

 

 

 

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