運送業事務員のための タコグラフ違反事例集|監督署に指摘されるパターン全部見せます
杉山 晃浩
「うちは大丈夫だと思っていました」
これは、監督署の調査後によく聞く言葉です。
実際には、
👉 “知らないうちに違反している会社”がほとんどです。
なぜか?
理由はシンプルです。
👉 タコグラフを“見ていない”からです。
この記事では、
👉 監督署に実際に指摘されやすいパターン
を、事務員目線でわかりやすく解説します。
■ まず大前提
ここを押さえてください。
👉 タコグラフは“証拠”です
- 勤怠は申告
- タコグラフは記録
👉 ズレたらタコグラフが勝ちます
■ 違反事例①
👉 運転時間の過少申告
■ よくあるケース
- 勤怠:運転8時間
- 実態:運転10時間
👉 タコグラフでバレます
■ なぜ起きる?
- ドライバーの自己申告
- 感覚での記録
- 面倒で短く書く
■ 対策
👉 必ずタコグラフと突合
■ 違反事例②
👉 休憩が取れていない
■ よくあるケース
- 勤怠:休憩1時間
- 実態:ほぼ運転 or 荷待ち
👉 休憩になっていない
■ ポイント
👉 荷待ちは休憩ではない
■ 対策
👉 “自由時間かどうか”で判断
■ 違反事例③
👉 連続運転4時間超え
■ よくあるケース
- 「あと少しだから」と延長
- 渋滞で時間オーバー
👉 4時間超えはNG
■ 対策
👉 運行計画段階で休憩を入れる
■ 違反事例④
👉 拘束時間オーバー
■ よくあるケース
- 運転時間だけ見ている
- 荷待ちを軽視
👉 気づいたら13時間超え
■ 対策
👉 出勤〜退勤まで全部見る
■ 違反事例⑤
👉 休息期間不足
■ よくあるケース
- 夜遅く帰社
- 朝早く出勤
👉 9時間未満でアウト
■ 対策
👉 終業と始業の“間”を必ず確認
■ 違反事例⑥
👉 「停止=休憩」と誤認
■ よくあるケース
- タコグラフ上は停止
- でも実態は荷待ち
👉 休憩ではない
■ 対策
👉 内容で判断(自由かどうか)
■ 違反事例⑦
👉 平均ルール違反(2日・2週)
■ よくあるケース
- 1日単位しか見ていない
- 週単位でしか見ていない
👉 平均でアウト
■ 対策
👉 前後のデータを見る
■ 違反事例⑧
👉 タコグラフ未チェック
■ よくあるケース
- 保存しているだけ
- 誰も見ていない
👉 一番危険です
■ 理由
👉 違反に気づけない
■ 違反事例⑨
👉 記録と実態の不一致
■ よくあるケース
- 勤怠はきれい
- タコグラフはバラバラ
👉 監督署はここを見ます
■ 対策
👉 ズレがあれば理由を確認
■ 違反事例⑩
👉 例外の使いすぎ
■ よくあるケース
- 毎回「渋滞でした」
- 記録なし
👉 認められません
■ 対策
👉 記録+証拠を残す
■ 共通する問題
ここが本質です。
👉 「見ていない」だけ
- タコグラフを見ていない
- 突合していない
- 気づいていない
👉 だから違反になる
■ 事務員さんの役割
ここが最重要です。
👉 ズレに気づく人になること
完璧じゃなくていいです。
でも、
👉「あれ?おかしい」
と気づくだけで、
👉 会社を守れます。
■ 最低限これだけやってください
① 勤怠とタコグラフを比較
② 運転・停止・休憩を確認
③ おかしいところをチェック
👉 これだけでOKです。
■ まとめ
- 違反の多くは“見ていない”ことが原因
- タコグラフはすべての証拠
- 勤怠とのズレが一番危険
- 気づける事務員が会社を守る
■ 最後に
監督署は、
👉 特別なことは見ていません
👉 普通に記録を見ています
だからこそ、
👉 普通に見れば防げる違反ばかりです
この事例集をきっかけに、
👉 “なんとなく管理”から卒業
していただければ幸いです。
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