「人事・労務」の実務がまるごとわかる本を寄贈しました

杉山 晃浩

先月19日に発売された拙著『「人事・労務」の実務がまるごとわかる本』を、宮崎県立図書館をはじめ宮崎県内の各市町村にある公立図書館に寄贈いたしました。

宮崎県立図書館金子館長と記念撮影

宮崎県立図書館金子館長と記念撮影

私の開業間もないころに、『仕事をしていくうえで、調べものをするには、図書館を活用している。本を買うのは費用がかかるから、買うことはできない。』と先輩社労士から聞いたことがある。 しかし、私は、夜中でも調べ物ができる環境が欲しかったため、先行投資で数百冊に及ぶ専門書を購入していたため、図書館で調べ物をすることはなかった。 今の時代では、インターネットで調べることもできるが、果たして全ての情報が正しいのか迷うところである。確かにインターネット上には、統計などタイムリーな数値が直ぐに手に入るメリットがある。だが、法律の解釈や運用に関しては、しっかりとした知識を持った著者の専門書に分があるように感じる。だから今でも、まともな著者の専門書を購入し、書庫に保管している。 今回の寄贈は、宮崎県在住の著者の本が宮崎県内の公立図書館にないと寂しいと感じていたことが当初の動機である。 しかし、図書館にある実務書には情報が古いものが存在していることも事実である。先ほど例に上げた社労士などが、古い知識を図書館で得て、お客様に古い情報を発信することを防ぐためにも意義ある行動だと信じている。 宮崎県内の公立図書館に立ち寄ることがあれば、ぜひビジネス書のコーナーに足を向けて欲しいと思う。そして、拙著の存在の大きさを確認して欲しい。

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