上がり続ける社保料対策セミナーを終えて

杉山 晃浩

2024年4月12日に開催した「上がり続ける社保料対策セミナー」ですが、かなり大きな反響がありました。

税金を上げようとすると国民の反発を買うから、社会保険制度を利用して、なんちゃって増税をしている岸田首相の言動がどうも好きになれません。だったら、こちらも上がり続ける社保料への対抗策を練らなければいけないという考えに至りました。

社保料対策として企業型DCを活用することがベストです。制度を活用して、合法的に税金や社保料を抑え、金融資産を増やすことができます。でも、企業型DCはいくら頑張っても、毎月5万5千円が運用できる限界です。何が大事かといえば、『資産運用は怖くない』ということを日本国民が身をもって体験することなんですね。資産運用に対してポジティブになれば、NISAで投資をはじめるでしょう。投資で増えたお金を、さらに投資につぎ込めば、金融資産が増えていきます。日本では増えた金融資産の20%が課税されるので、税収が上がり、国債頼りの国家財政が健全化に向かうのです。こんなシナリオを考えたことがありますか?

一方で、企業型DBでは節税としては有効かもしれませんが、従業員が使ってもお金が増えないので、国家財政に寄与するまでには至りません。また、経営者が月間100万円を丼金としたとしても、長期間使えないお金として固着してしまうため、企業の資金繰りにとってはリスクをとっているということになります。時間の進みが早い現代において、資金流動性をなくしてしまうことはあまりよくないのではと考えています。

このようなことをセミナー中に話していると、本当に正しく理解してくれます。
決定権者以外が参加された感想です。
『個人的にはとても魅力を感じており、まずは上長、経営陣に企業型DCを知ってもらうところからだと思っております。まだまだ検討段階なので、導入までに時間がかかってしまうと思うのですが、説得頑張ります。』
このような声を聞くと、中小企業であっても企業型DCの導入を急がなければならないと使命感を新たにします。
また、既に企業型DCを導入している企業の参加者からは、『よりメリットがわかり、知識が深まった。』との声をいただいています。

企業型DCにはさまざまな効能があり、一言で言い表すことができません。だから、知識を得る機会があれば、積極的に参加していただきたいと考えています。

これまでの過去に固執するのではなく、自分の信じるもの以外を認めないのでもなく、未来を信じて新たな変革やチャレンジをしていただきたいと考えます。

みやざき企業型確定拠出年金支援センターでは、企業型確定拠出年金の社内インフラ化を推進しています。
さらに、毎月1回2024年版企業型DC徹底活用無料セミナーを開催していますので、コチラに参加して、知識のブラッシュアップをしていただければ幸いです。

さいごになりますが、LINEの登録をいただければ、みなさまが欲しい情報をピンポイントでお届けできます。ぜひ、ご登録をお願いします。

お問い合わせフォーム

労務相談、助成金相談などお気軽にご相談ください。