杉山 晃浩

中小企業の悩みといえば大きく２つあります。ひとつは『金』、もうひとつは『人』です。売上上げて、利益出さないと人は雇えません。でも、人がいないと売上を上げることもできません。どちらが先かということですね。
これに関しては、『人』が先でしょう。

ところが『求人をあげても応募がない』なんて声がたくさん聞こえてきます。確かに応募が来ないのはうなずけます。なぜなら、求職者の市況が完全に売り手市場になっているからです。
右のグラフは、dodaの転職求人倍率レポートです。
お金を払ってでも人が欲しいという会社の数がうなぎのぼりに増加
しているのが分かります。一方で、転職希望者数はコロナ前とあま
り変わっていないですよね。
このような状況下では、しっかりとした採用戦略を立てて、ひとつ
ひとつ実行していくことが大切です。その際に、仮説と望む結果が
完全に一致するということは少なく、トライアンドエラーの連続に
なると思います。

ところで採用戦略を立てるのに自分の頭の中にある知識と経験だけ
に頼っていて良いでしょうか？人それぞれ考え方はあると思いますが、私は壁打ち相手が必要だと考えています。
壁打ち相手がいるからこそ、戦略が独りよがりにならず、客観的に構築できるからです。
では、壁打ち相手の探し方を教えましょう。
先日オフィススギヤマグループでは、『社長の経営計画遂行に必要な人材を採用×定着させるための採用戦略セミナー』を開催しました。採用にお困りの経営者や人事担当者が多数参加され、とても好評でした。参加者の中には既に弊所スタッフと一緒に、採用原稿の見直しをはじめています。ある会社は、社長タイムズを活用して自社ブランディングをスタートさせました。

採用にお困りの企業経営者、人事担当者の方は、お気軽にお問合せください。
良い情報提供ができれば幸いに存います。