計算ミスが一番多いところ 「2日平均」「2週平均」って何?をスッキリ解説

杉山 晃浩

これまでの振り返りです。

  • 第2回:拘束時間
  • 第3回:上限ルール
  • 第4回:休息期間

ここまでで、

👉「どれだけ働くか・休むか」

は見えてきました。


今回のテーマはこれです。

👉 「どれだけ運転していいのか?」


■ 運転時間にもルールがある

ここ、意外と知られていません。


トラックドライバーは、

👉 運転しすぎても違法

になります。


理由はシンプルです。

👉 疲れるからです。


■ まずは結論

運転時間のルールは2つあります。


① 2日平均 → 1日9時間以内
② 2週平均 → 1週間44時間以内


👉 この2つを守る必要があります。


■ ① 2日平均って何?

ここでつまずく人が多いです。


簡単に言います。

👉 2日で割って考える


■ 具体例

例えば、


  • 月曜:10時間運転
  • 火曜:8時間運転

この場合、

👉(10+8)÷2=9時間


👉 セーフ(OK)


■ もう一つ例


  • 月曜:10時間
  • 火曜:10時間

👉(10+10)÷2=10時間


👉 アウト(違法)


■ ここがポイント

👉 1日だけでは判断しない


これが重要です。


■ よくある誤解

👉「今日は9時間以内だからOK」


👉 違います。


👉 前日とのセットで判断します。


■ ② 2週平均って何?

これも同じ考え方です。


👉 2週間で平均を出す


■ 具体例


  • 1週目:42時間
  • 2週目:46時間

👉(42+46)÷2=44時間


👉 セーフ(OK)


■ NGパターン


  • 1週目:46時間
  • 2週目:44時間

👉(46+44)÷2=45時間


👉 アウト(違法)


■ なぜこんなルールなのか?

ここ大事です。


👉 「波」をならすためです


  • 忙しい日もある
  • ヒマな日もある

👉 それはOK


でも、

👉 ずっと長時間はダメ


という考え方です。


■ 現場でよくあるミス

ここは要注意です。


① 1日ごとにしか見ていない
👉 → 平均でアウト


② 週ごとにしか見ていない
👉 → 2週平均でアウト


③ 忙しい週だけ伸ばしている
👉 → バランス崩壊


■ 実務での考え方(超シンプル)

難しく考えなくてOKです。


👉 「前後を見る」


  • 今日だけで判断しない
  • 前日とセットで見る
  • 前週とセットで見る

👉 これだけでOKです。


■ 事務員さんのチェックポイント

そのまま使えます。


① 前日と合わせて9時間以内か
② 2週間で平均44時間以内か


👉 この2つだけ意識してください。


■ 実はここが一番ズレる理由

社労士的な視点です。


👉 「勤怠」と「実態」がズレる


  • 勤怠は9時間
  • 実際は10時間運転

👉 これ、普通にあります。


そして後から

👉 タコグラフでバレます


(ここ、後半の導線になります)


■ まとめ

今回のポイントです。


  • 運転時間にも上限がある
  • 2日平均で1日9時間以内
  • 2週平均で週44時間以内
  • 単体ではなく「平均」で見る
  • 前後のバランスが重要

■ 次回予告

次回はさらに現場寄りです。


👉 「連続運転時間」


  • 何時間続けて運転していいのか
  • 休憩はどう取るのか
  • よくある違反パターン

👉 ここ、事故に直結するポイントです。


かなり実務で使える内容になるので、
ぜひ続けて読んでください。

 
 

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