賃上げしても利益が残る会社は何をしているのか?業務改善助成金の本当の使い方
杉山 晃浩
「最低賃金が上がるたびに、利益が削られる」
多くの経営者がそう感じているのではないでしょうか。
人件費は確実に上がる。
しかし、売上は簡単には上がらない。
だからこそ、
👉「賃上げ=経営を圧迫するもの」
という考え方が当たり前になっています。
しかし、現場を見ていると、まったく逆の会社も存在します。
賃上げしているのに、利益が残る会社
実際にあるのです。
・最低賃金アップにしっかり対応している
・むしろ周りよりも高い賃金を出している
・それでも利益がしっかり残っている
こういう会社には、ある共通点があります。
👉 賃上げを“コスト”ではなく“投資”として捉えている
儲かる会社は「順番」が違う
多くの会社はこう考えます。
① 賃金が上がる
② 仕方なく対応する
③ 利益が減る
しかし、利益が残る会社は違います。
① まず、生産性を上げる
② その成果を賃金に反映する
③ 結果として利益が残る
この違いは何か?
👉 **「設計しているかどうか」**です。
業務改善助成金の本当の役割
ここで業務改善助成金の話に戻ります。
多くの人はこの制度を
👉「お金がもらえる制度」
として見ています。
しかし本質は違います。
👉 「生産性を上げるための投資資金」
です。
つまり、
・設備投資をする
・業務効率を上げる
・利益構造を改善する
・その上で賃上げする
この流れを作るための制度です。
なぜ利益が残るのか
ここが一番重要なポイントです。
理由① 生産性が上がる
例えば
・作業時間が短縮される
・人に頼っていた業務が自動化される
・ミスやロスが減る
これだけで、
👉 同じ人数でも売上が伸びる
構造になります。
理由② 人が辞めなくなる
賃金が上がると、
・離職率が下がる
・採用コストが減る
・教育コストが減る
見えにくいですが、
👉 これがかなり大きい
「採用できない」「すぐ辞める」
これがどれだけコストか、現場の方はよく分かっているはずです。
理由③ “良い人材”が集まる
賃金はメッセージです。
・安い会社 → 選ばれない
・適正な会社 → 選ばれる
つまり、
👉 売上を作れる人材が入ってくる
これが中長期的な利益につながります。
理由④ 助成金が“クッション”になる
業務改善助成金を活用すれば、
・設備投資の負担が軽減される
・初期投資の回収が早くなる
つまり、
👉 利益構造を変えるスピードが上がる
逆に、儲からない会社の特徴
ここも明確です。
・とりあえず賃上げする
・設備投資をしない
・制度を使わない
・場当たり的に対応する
これでは
👉 利益が削られるだけ
です。
“賃上げ=コスト”のままの会社は危ない
これからの時代、
最低賃金は確実に上がり続けます。
つまり、
👉 何もしなければ利益は減り続ける
ここで必要なのは
👉 「対応」ではなく「戦略」
です。
業務改善助成金を活かせる会社の特徴
実務で見ていると、
うまく使える会社には共通点があります。
・賃金設計をしている
・就業規則が整っている
・投資の目的が明確
・専門家を活用している
つまり、
👉 “考えている会社”です
社労士として伝えたいこと
業務改善助成金は、
👉 申請するだけでは意味がありません
重要なのは
・どこに投資するか
・どのように賃金を上げるか
・どう利益構造を変えるか
ここまで含めて設計することです。
最後に
賃上げは避けられません。
問題は
👉 賃上げで苦しくなる会社になるのか
👉 賃上げで強くなる会社になるのか
この分かれ道にあります。
業務改善助成金は、その分かれ道を変えるための制度です。
当事務所では、
・助成金を“通す”ための支援ではなく
・利益が残る“設計”を重視しています
もし、
・賃上げに不安がある
・利益が残る仕組みを作りたい
・助成金を経営に活かしたい
そうお考えであれば、
👉 一度ご相談ください。
「知らないだけで損をしている会社をなくしたい」
この思いでサポートしています。