「何のために働く会社ですか?」 ── “ミッション”がない会社から人が辞めていく理由
杉山 晃浩
「最近の若い子はすぐ辞める。」
中小企業の経営者と話していると、そんな声を聞くことがあります。
もちろん、昔と今では働き方の価値観が違います。
終身雇用が当たり前だった時代とは違い、今は、
- 「この会社で働く意味があるか」
- 「ここで成長できるか」
- 「自分の人生にプラスになるか」
を考えて会社を選ぶ時代になっています。
だからこそ今、中小企業経営で非常に重要になっているのが、
「ミッション」
です。
つまり、
「うちの会社は、何のために存在しているのか?」
という“会社の使命”です。
「給料を払っているのに辞める」のはなぜか
昔は、
- 給料
- ボーナス
- 安定
があれば、人はある程度定着しました。
しかし今は違います。
もちろん給料は大切です。
ですが、それだけでは長く働き続ける理由になりにくくなっています。
特に若い世代は、
- やりがい
- 成長実感
- 人間関係
- 社会とのつながり
- 共感できる価値観
を非常に重視します。
つまり、
「何のために働くのか」
が見えない会社では、人が定着しにくくなっているのです。
ミッションとは、“キレイごと”ではない
ミッションという言葉を聞くと、
- 意識高い会社が使うもの
- 大企業の話
- 立派な言葉遊び
と思う方もいるかもしれません。
しかし本来のミッションとは、
「この会社は、誰のために、何を実現したいのか」
を明確にするものです。
例えば、
- 地域の人を笑顔にしたい
- 働く人を幸せにしたい
- 日本のものづくりを守りたい
- 困っている人を支えたい
など、会社ごとに存在理由があります。
実は、それが会社の“軸”になります。
有名企業ほど、“使命”を明確にしている
世界的企業ほど、ミッションを非常に重視しています。
例えば、Google は、
「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」
という使命を掲げています。
パタゴニア は、
「私たちは故郷である地球を救うためにビジネスを営む」
という非常に強いメッセージを持っています。
ソニー も、
「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」
という考えを掲げています。
つまり、強い会社ほど、
「何を売るか」
だけではなく、
「何のために存在するか」
を大切にしているのです。
ミッションがない会社で起きやすい問題
ミッションが曖昧な会社では、少しずつ組織が崩れていきます。
例えば、
- 管理職ごとに言うことが違う
- 社員が指示待ちになる
- 他責文化になる
- 愚痴が増える
- 若手が未来を感じない
- 採用ミスマッチが増える
ということが起きやすくなります。
なぜなら、
「会社として、どこへ向かうのか」
が共有されていないからです。
つまり、ミッションとは“共通言語”でもあるのです。
オフィススギヤマグループが“使命”を大切にしている理由
オフィススギヤマグループでも、ミッションを非常に大切にしています。
私たちの使命は、
「私たちの上質なサービスを通じて
ゴキゲン社長とワクワク社員のニコニコ会社を
宮崎発信で日本中に満たそう!」
というものです。
これは単なるスローガンではありません。
- 社長が元気になる
- 社員が前向きに働ける
- 会社に笑顔が増える
そんな会社を増やしたいという“存在理由”です。
実際、ミッションが明確になると、
- 採用
- 教育
- 会議
- 人事評価
- お客様対応
まで、少しずつ変わっていきます。
「この会社で働きたい」は、“共感”で生まれる
今の求職者は、求人票だけを見ているわけではありません。
ホームページやSNSを見ながら、
- 社長は何を考えているか
- どんな会社なのか
- どんな空気感なのか
を見ています。
つまり、
「この会社の考え方、好きだな」
という“共感”が重要になっているのです。
だからこそ、ミッションがある会社は強い。
給料だけではなく、
「ここで働く意味」
を伝えられるからです。
ミッションは、“社長の人生”から生まれる
立派な言葉を考える必要はありません。
大切なのは、
- なぜこの仕事を始めたのか
- どんな悔しい経験をしたのか
- 誰を助けたいのか
- どんな未来を作りたいのか
です。
実はそこに、“会社の使命”のヒントがあります。
【無料プレゼント】
「自社ミッション発見ワークシート」
今回、
「自社のミッションを整理したい」
という経営者向けに、
を無料プレゼントしています。
このワークシートでは、
- 創業理由
- お客様への想い
- 社員への想い
- 地域への想い
- 10年後に実現したいこと
などを整理しながら、
“会社の軸”
を見つけやすくしています。
さらに、
- 優先度整理
- 記入ワーク
- ミッションまとめ欄
まで付いていますので、社内会議でも活用できます。
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※お申込み後、自動返信メールでダウンロードURLが届きます。
会社は、「何をやるか」だけでは続かない
これからの時代は、
「何のためにやるのか」
が問われる時代です。
ミッションは、単なるキレイごとではありません。
- 採用
- 定着
- 組織づくり
- 管理職教育
- 人事評価制度
すべての土台になります。
オフィススギヤマグループでは、
- ミッション設計
- 経営理念づくり
- 行動指針設計
- 採用定着支援
- 人事評価制度構築
などを通じて、
“人が集まり、育ち、残る会社づくり”
を支援しています。
「うちの会社、何のために存在しているんだろう?」
そう感じた経営者の方は、一度立ち止まって考えてみる価値があるかもしれません。