“ついていない会社”の正体 ― 船井幸雄に学ぶ、“つき”を逃す会社・つかむ会社の違いとは?
杉山 晃浩
「最近、人が採れないんです」
「せっかく採用してもすぐ辞めてしまう」
「紹介会社に頼ってもミスマッチばかり…」
こうした相談は、ここ数年で急激に増えています。
しかし、私はこのようなご相談を受けたとき、
少しだけ厳しい言い方になりますが、こうお伝えすることがあります。
「それ、“ついていない”のではなく、“つきを逃している”だけかもしれません」
■ 「つき」は偶然ではない
船井幸雄さんの著書では、繰り返しこう語られています。
「つきが成功や幸せの決め手である」
この言葉だけを聞くと、
「運の話か」と思われるかもしれません。
しかし、船井さんの考え方は真逆です。
つきとは、
- 偶然ではなく
- 天地自然の理(世の中の流れ)に沿った結果として
- “後からついてくるもの”
だというのです。
つまり、
👉 “つきがあるから成功する”のではなく
“正しいことをやっている会社に、つきが集まる”
という構造です。
■ では、なぜ“つき”を逃すのか?
ここで重要なのが、
「ついていない会社」の正体です。
多くの経営者はこう考えます。
- 景気が悪いから仕方ない
- 地方だから人が来ない
- 若者の価値観が変わった
確かに、これらも一因ではあります。
しかし、現場を見ていると、もっと本質的な原因があります。
それは、
👉 “やるべきことを後回しにしている”
ということです。
■ つきを逃す会社の共通点
実務を通じて見えてくるのは、次のような状態です。
- 採用が必要になってから慌てて動く
- 教育にコストをかけない
- 問題社員を放置する
- 就業規則が形だけ
- 福利厚生が弱い
そして共通しているのが
👉 「今は忙しいから」「もう少し様子を見る」
という判断です。
これは一見、合理的に見えます。
しかし、船井理論で見ると、
👉 “つきを逃す典型行動”
です。
■ 成功する会社は「代償を先に払っている」
一方で、伸びている会社は真逆の行動をしています。
- 採用が必要になる前に動く
- 人材教育に投資する
- ルールを整備する
- 働きやすい環境を作る
つまり、
👉 「先にコストを払っている」
のです。
これを私は
「代償の先払い」
と呼んでいます。
■ 採用・定着は“結果”でしかない
ここで誤解されやすいのですが、
採用がうまくいかないのは
採用手法の問題ではありません。
定着しないのも
若手の問題ではありません。
👉 すべて“会社の状態の結果”です
- ついている会社には人が集まる
- ついていない会社からは人が離れる
非常にシンプルです。
■ 船井幸雄が教える「成功の三条件」
今回ご紹介している書籍の中で、
特に重要な考え方が「成功の三条件」です。
要点をまとめると、
- 伸びる人・会社に集中する
- 無駄な仕事を断る
- リソースを分散させない
というものです。
これを人事に当てはめるとどうなるか。
- 伸びる人材を見極める
- 問題社員に引きずられない
- 教育と採用に集中する
👉 つまり、
“誰でもいいから採る”会社は、必ず崩れます
■ 「つき」は設計できる
ここまで読むとお気づきかもしれません。
つきとは、
- 精神論でもなく
- スピリチュアルでもなく
👉 “経営設計そのもの”です
- 人をどう扱うか
- どこにお金を使うか
- 何を優先するか
これらの積み重ねが、
👉 “つきのある会社”をつくる
のです。
■ あなたの会社は大丈夫ですか?
ここで一度、自社を客観的に見てみてください。
- 採用を後回しにしていませんか?
- 教育をコストだと思っていませんか?
- 問題社員を見て見ぬふりしていませんか?
- 制度が形骸化していませんか?
もし一つでも思い当たるなら、
👉 “つき”を逃している可能性があります
■ 無料プレゼントのご案内
今回の記事を読んでいただいた方に、
をご用意しました。
このシートでは、
- 自社がどのレベルにいるのか
- どこに問題があるのか
- 何から手をつけるべきか
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■ 最後に
経営には「運」がある。
これは間違いありません。
しかし、その運は
👉 “偶然”ではなく“必然”です
- 正しい順番で
- 正しい投資をして
- 正しい行動をした会社にだけ
あとからついてくるものです。
もし、
「このままで大丈夫だろうか」
「何から手をつければいいかわからない」
そう感じた方は、
一度立ち止まって、自社を見直してみてください。
そして必要であれば、
採用・定着・制度設計のプロとして、
“つきを呼び込む会社づくり”をサポートいたします。
