正しいことを伝えても人は変わらない──東京で学んだ“気づきを生むファシリテーション”とは

杉山 晃浩

先週、東京で開催されたファシリテーション研修に参加してきました。

朝10時から夕方5時まで、丸一日かけて学んだテーマは、

「人に気づきを与え、行動変容を促す方法」

です。

私は社会保険労務士として数多くの企業を支援していますが、経営者からよく聞く悩みがあります。


「何度言っても社員が変わらない」

「研修をしても元に戻る」

「会議をしても決まらない」

「経営理念が浸透しない」


実は私自身も長年、

「正しいことを伝えれば人は動く」

と思っていました。

しかし今回の研修で改めて感じたのは、

人は“教えられて変わる”のではなく、“気づいて変わる”

ということです。


カードは道具、本当の主役は「対話」

今回の研修では、

  • 持ち味カード
  • 承認カード
  • いい会社カード

という3種類のカードを活用しました。

しかし驚いたのは、

カードそのものが凄いのではない

ということです。

本当に凄いのは、

カードを使いながら

参加者同士が対話し、

自分で考え、

自分で気づく

というプロセスでした。


例えば、

「あなたの強みは何ですか?」

と聞かれても、

意外と答えられない人は多いものです。

ところが、

カードを使いながら対話すると、

周囲から

「あなたはこういうところが素晴らしい」

「その行動に助けられた」

というフィードバックが返ってきます。

すると本人も気づいていなかった強みが見えてきます。

これはジョハリの窓の考え方にも通じる内容でした。


人は「評価」より「承認」で動く

研修の中で特に印象に残ったのが

「承認」

という考え方です。

多くの職場では、

評価は行われています。

しかし承認は十分に行われていません。

評価とは

「良い・悪い」

を判断すること。

一方で承認とは

「あなたの存在や努力を認めること」

です。


人は誰でも

認められたい

必要とされたい

役に立ちたい

という欲求を持っています。

だからこそ、

給与を上げるだけでは限界があります。

福利厚生だけでも限界があります。

最終的には、

「この会社で働いていて良かった」

という感情が必要になります。


組織の問題は、実はコミュニケーションの問題かもしれない

採用できない

辞めてしまう

育たない

協力しない

挑戦しない


こうした問題の背景には、

制度やルールではなく

コミュニケーションの問題が隠れていることがあります。

研修では

ダニエル・キムの成功循環モデルも紹介されました。

成果を求める前に、

まず関係の質を高める。

関係の質が高まると、

思考の質が高まり、

行動の質が高まり、

結果の質が高まる。

この順番が大切なのです。


100年続く会社には共通点がある

今回の研修の最後に、

「いい会社カード」

を活用した組織診断について学びました。

そこで感じたのは、

良い会社には共通点がある

ということです。


経営理念が共有されている

情報共有ができている

人材育成を大切にしている

働きやすい環境がある

顧客志向が浸透している


しかし、

これらは経営者が

「うちはできている」

と思っていても、

社員から見るとそうではないことがあります。

だからこそ、

感覚ではなく

見える化

言語化

が必要なのです。


あなたの会社は今、何点ですか?

私は今回の東京研修で学んだ内容をもとに、

6月26日(金)

宮崎市佐土原町のオフィススギヤマ本社で

体験型セミナーを開催します。

テーマ

100年続く会社の作り方
~「いい会社カード」で見える化する自社の強みと課題~

このセミナーでは、

単なる講義ではありません。

実際にカードを使いながら、

自社の現状を見える化し、

課題を整理し、

次の一手を考えていただきます。


「うちは大丈夫」

と思っている会社ほど、

新しい発見があるかもしれません。

逆に、

採用に悩んでいる会社

社員の定着に悩んでいる会社

組織づくりに悩んでいる会社には、

特に参加していただきたい内容です。


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あなたの会社は今、何点でしょうか。

その答えを、一緒に見つけてみませんか。

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